NULL値の遊蕩

Debauchery and Dissipation on NULL.

No.151

疑問


家族の話


親父は修学旅行というものに行ったことがないらしい。勉強合宿はあった、と。三日間だか何日だか、合宿所に缶詰になって授業を受けると。


母は九大以外は進学不可、高卒で結婚するしかなかったので0時限に出席し、そのために5時起きで2時間バス通いし、夏休みも補講を受けたと。(なのにその妹は私学に進学させてもらえているという姉妹格差)


そうしなければ自由に生きていく道がなかったからそうするほか無かった、というのは、果たして
『結果からみれば、良いことだった』
のだろうか?

本当に?


それらのおかげで結果、高収入を達成しているためにこの私はボンクラでも学費のバカ高い私学の高校大学で呑気な学生をやれたのだからもちろん感謝すべきだろう。


だが、そんな社会環境が継続していいとはとても思えない。
そうでなければ生きていけないかのように子供を追い詰める世界など、狂っている。


私はメンタルがゴミだったので、そのような追い詰めも無い環境下ではまともに学問などする気になれず三流私文に流れ着いているわけだが。
機能不全家庭でメンタルがずっと抑うつの状態だったところへそんな追い詰めがあったら自殺していただろうし。


学歴もまあまあ大事だとは思う。学歴カードに助けられてきた部分はかなりある。「とりあえず取れる範囲のカードは持っておくか」でとっておいただけで、それに全betしていたわけではないが。

もし、もしも自分に子供が出来たとして…いや、教育費用がまともに用意できないからやはり産まない方がいいな。自分のようなガキだと金がかかりすぎる。


己で末代、それでいい。

少なくとも学校で苦痛を覚えて自傷しているのに親教師すら味方にならないような状況で宿題をやれとかテストが満点にあと5点足りないとか言わない親に

偏差値なんかマウント道具でしかなかった 他に自尊心を与えてくれるものが何一つなかったのに誰もその精神性を認めてはくれなかったので1人で隠し持つほかなかったが


受験なんか人生の初め1/4程度でしかないのに重過ぎだ 
たたむ

ぼやき

戻る

フリースペース: