NULL値の遊蕩

Debauchery and Dissipation on NULL.

No.109

さんばか


大学の同期のアホ2人と自分(アホ)の3人で、よくつるんで遊んでいる。

月一、よりは頻度は低いがかなりそのくらいの頻度だ。年に数回。大人になって仕事もしていると、一年は瞬きする間に過ぎていくのでこれはかなりの頻度である。


自分が小中学生の時に個人サイトを日参している時に、そういう、『リアルの友人がいて楽しくしてそうなブログの記事』は読めなかった。なんとなく、孤独な人であってほしいと思っていた。別に、学校に友達もいたけれど。


正直に、いろんな陰の者が集まる場所にいろいろ顔出して、仲良くして、休みの日に映画行こうぜとか、飯食おうとか。そしたらもしかしたらつるむ友達も出来るかもしれない。今のように。

我々はどちらかというと、世の陽の者の集まりに対抗してぼっちどうしで集まって傷の舐め合いをする互助会、のようなフシがあったのだが、最近はそういう要素もなくなってきた。

なんやかや過ごしているうちに3人でつるむのが最適解のような、陰だの陽だのと自虐もしなくていいような、『一緒に年取って、それでもガキみたいにピクニックとかプラモ作るとかして遊ぼうぜ〜が出来る仲を維持したい』がお互いに共有認識になってきたような気がする。
3人ともアラサーになったからか。
同世代は結婚したり仕事に精を出したりしている中で、我々はそういった人生のパートナーなども得ず。かと言って完全に個人の活動で時間を使い切るほどでもない、そこそこの消費者独身という同じ属性で共通しているからか。


とても運がいい。と同時に、ありがたく思わないとなと思う。

ぼやき

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